新宿・飯田橋のカウンセリングルームNY心理のブログ
6.252021
イライラ感 もやもや感
2020年の正月以来、私たちはすでに一年半も、コロナという目に見えないウィルスに、脅かされてきました。
いつ感染するかもしれないという恐怖と、日々更新される情報に困惑し、何が真実なのかわからず、不安に思われてきた方も多い事でしょう。
自粛生活に心身ともに、ぐったり! もううんざり!と思っていらっしゃることでしょうね。
NY心理は換気や消毒を行いながら、ご相談者の皆様と共に、この耐え難い苦難の時期を静かに過ごして参りました。
テレワークをしながら、一人暮らしをなさっている方々、又学校や外出を制限されている家族の為に毎日何とか家事を工夫して頑張っていらっしゃるお母さま方、ホット一息入れながら、本音で話せるのは、飯田橋のカウンセリングルームだけだとおっしゃってくださいます。
例えば
「だってずるいじゃないですか、私たちがこんなに外食も控えてが我慢しているのに、、政治家は特別なんですか?自らルールを破っているし、、そんな人のいう事なんかに従えませんよ~!」
「子供たちの修学旅行は2年も続けて中止になったのに、オリンピックはアリですか?」
「真面目に上の人のいう事を聴いて我慢している、正直者は結局バカみたいじゃないですか!」
「政治家の答弁ってそれって、ただの屁理屈でしょ、会社でそんなはぐらかすような言い方通らないですよね、、あ~、でもたまにそういう上司もいるか~」
「結局、何を言っても何をしても無駄なんだ!」などなど、、、
ニュースを見ながら感じる不条理は、自分自身の生活の中で感じるイライラ感と重なってどんどん膨らんでいきます。
腹を立てているうちにどっちの問題が先だったかわからないくらい訳の分からない怒りとなって、思いがけない所からひょっこり顔を出してくるかもしれません。
「政治にあまり興味ない人もいるから、誰とこの話をしたらいいのかもわからないし」
「そもそも私はスポーツ観戦あまり興味ないから、いまさらオリンピックなんてどうでもいいとか、選手の事なんて興味ないし、、なんて事大っぴらには言えない、、だって楽しみにしている友達もいるから」
「もやもやするなー」
その、モヤモヤを是非言葉にしてみてください。
人間関係や、他の人の意見が気になって言えない内容も、カウンセリングルームではかまいません。
誰も非難しませんし、外に漏れることもありません。どんどん毒を吐き出してください。言ってみてもしょうがないと思わないで、まずは話してみてください。
カウンセリングルームは、癒しばかりではなく解毒作用もあります。
そのモヤモヤを話してみることで、あなたの本質的な問題にヒントが見えてくることがあるかもしれません。